
(Pokémon Go公式ブログより)
トレーナーバトルでは、ジムやレイドと異なるわざの効果、威力、エネルギーが採用されています。
また、ジムやレイドでは、とにかく強力なわざを連打することが必勝法ですが、トレーナーバトルでは、威力は弱くても素早く打てるわざと時間はかかっても強力なわざを組み合わせたり、自分の攻撃力を上げたり、相手の防御力を下げたりする、いわゆるバフ効果/デバフ効果を使って戦いを有利に展開したりと、使うわざによって様々な戦い方ができます。
ここでは、わざの使い方の基本や、おすすめのわざについて紹介します。
わざの基本
Pokémon GOのポケモンが使うわざには、ノーマルアタック(わざ1)とスペシャルアタック(わざ2)があります。わざ1を使うことで、わざ2を使うためのエネルギーがたまり、あらかじめ設定されたエネルギーの量に達すると、わざ2を打つことができるようになります。基本的な戦い方は、Pokémon GO公式サイトで紹介されているので、そちらに譲るとして、ここでは、戦いを有利に進めるためのわざの使い方の基本について説明していきます。
わざを使う際には、タイプ、威力、わざ1の1回の発動で貯められるエネルギー量(EPtank)、1回の発動にかかる時間(硬直フレーム)、付加効果(バフ/デバフ効果)がかかわっています。
- タイプ
- ポケットモンスターシリーズ全てに共通で、当サイトでもページを設けて紹介しているので、ここでの説明は割愛します。
- 威力
- 1回の発動で与えられるダメージ量で、わざ1、わざ2それぞれに設定されています。
- 使うポケモンのタイプとわざのタイプが一致することで、ダメージ量は1.2倍になります。これを「タイプ一致ボーナス」と呼んでいます。
- タイプ相性によって、与えられるダメージが増減します。詳しくは当サイトのタイプ紹介ページをご覧ください。
- わざの発動には設定された時間(硬直フレーム)があるため、指標としては、1ターン(フレーム)単位で与えられるダメージの量を表す「DPT」がよく用いられます。
- DPTは、「威力/硬直フレーム」で表すことができます。例えば、威力が4で硬直フレームが2の場合、DPTは2.0です。
- EPtank
- 1回の発動で貯められるわざ2のエネルギーの量で、わざ1にのみ設定されています。
- わざの発動には設定された時間(硬直フレーム)があるため、指標としては、1ターン(フレーム)単位で貯められるエネルギーの量を表す「EPT」がよく用いられます。
- EPTは、「EPtank/硬直フレーム」で表すことができます。例えば、EPtankが9で硬直フレームが2の場合、EPTは4.5です。
- 硬直フレーム
- 1回の発動から次の発動までにかかる時間の長さ(わざの発動によってポケモンが硬直するフレーム数)で、わざ1にのみ設定されています。
- わざ1によって与えられるダメージは、硬直フレームの終了直前に相手に入ります。よって、硬直中にダメージを受けてひんし状態になると、相手にダメージを与えられずに交代させられてしまいます。
- 能力変化(バフ/デバフ効果)
- わざの発動にあわせて自分や相手の能力(攻撃力又は防御力のステータス)を変化させる効果のことで、わざ2にのみ設定されています。
- バフ効果は、ステータスを上方に変化(アップ)させる効果です。
- デバフ効果は、ステータスを下方に変化(ダウン)させる効果です。
- バフ効果もデバフ効果も、使うわざによって自分に起こったり相手に起こったりします。
- 一般的には、自分へのプラスの影響(攻撃力や防御力のアップ)や相手へのマイナスの影響(攻撃力や防御力のダウン)がある場合、威力が弱かったり、必要なエネルギー量が多かったりします。また、自分へのマイナスの影響(攻撃力や防御力のダウン)がある場合、その分威力が強かったり、必要なエネルギー量が少なかったりします。
- ステータスの変化には、わざによって発生確率が設定されており、10%、20%、50%、100%でそれぞれバフ/デバフ効果が発生します。確率が高いほどわざの威力や必要なエネルギーの設定が弱くなっているのはバフ/デバフ効果のプラス/マイナスの影響と同じです。
- 1回のステータスの変化率は2段階あり、効果が発生した際にコメントされます。「あがった/さがった」=1段階、「ぐーんとあがった/さがった」=2段階です。また、これを積み重ねることで最大4段階まで変化します。実際の効果は下表のとおりです。
段階 | バフ効果 | デバフ効果 |
---|---|---|
1段階 | 1.25倍 | 0.8倍 |
2段階 | 1.5倍 | 0.66倍 |
3段階 | 1.75倍 | 0.57倍 |
4段階 | 2.0倍 | 0.5倍 |