Pokémon GOでは、原作のバトルとは少し違うバトルシステムが採用されています。簡単にいうと、原作のようなコマンド入力からのターン制のバトルではなく、使う技やポケモンの入れ替えなどをリアルタイムで行う、臨場感あふれるシステムが採用されています。
ここでは、Pokémon GOのトレーナーバトルシステムや、ユーザー同士が対戦して腕を競い合う「GOバトルリーグ」について説明します。
目次
トレーナーバトルを行うには
Pokémon GOのトレーナーは、通信機能を利用して、トレーナー同士で対戦することができます。
「トレーナーバトル」は、フレンドや他のトレーナーと対戦を行うことができる機能です。「対戦コード」を使って他のトレーナーに対戦を申し込み、鍛え上げたポケモンを3匹選んで、バトルをしましょう。
Pokémon GO公式「トレーナーバトルに挑戦しよう!」より
トレーナーバトルを俗に「PvP」(Player vs Playerの略称)と呼びます。
Pokémon GOのPvPは、対戦の開始から終了まで、ほぼリアルタイムで技を出し合い、勝敗を競います。
トレーナーバトルは、次の場面で採用されています。
- チームリーダー対戦(トレーニング)
- GOロケット団対戦(したっぱ、リーダー、サカキ)
- フレンド対戦
- GOバトルリーグ
システムは全て共通の仕様ですが、GOバトルリーグは特に多くの機能や対戦のコツがあるので、別のコンテンツを用意しています。そちらもあわせてご覧ください。
バトルリーグ
トレーナーバトルは、次の3つのバトルリーグを選択して行います。
スーパーリーグ: Max CP 1,500
→ レイドバトル・ジムバトルでは活躍できないCPの低いポケモンが活躍できる(伝説ポケモンなどは、一部を除き、CPが高い状態でしかゲットできないため、参加できない)。
ハイパーリーグ: Max CP 2,500
→ CPはそこそこ高いが、個体値(特に攻撃)が低いポケモンにも活躍のチャンスがある。伝説ポケモンも、最強レベルでなくても活躍する。
マスターリーグ: Max CP 無制限
→ とにかく最強のポケモンを出して競い合う。
ただし、タイプ相性やポケモンを入れ替えるタイミングが非常に重要になってくるため、一概に強いポケモンを出せば勝てる、というわけではありません。そこがポケモンやこの機能の奥深さを生み出している源泉となっています。
トレーナーバトルの開始
トレーナーバトルは、フレンドやチームリーダー、GOバトルリーグの参加者と対戦します。対戦相手によって、バトルの入り口が異なります。対戦する相手によって入り口を選び、バトルに臨みましょう。
チームリーダー対戦(トレーニング)
チームリーダー対戦は、チームミスティック(青)、チームヴァーラー(赤)、チームインスティンクト(黄)のそれぞれのリーダーと対戦するトレーナーバトルです。フィールドタスクなどでは通常のトレーナーバトルとは区別されているので、注意してください。
メニュー(マップ画面下中央のモンスターボール型ボタン)の右上「対戦」をクリックし、最下部にある「トレーニング」メニューから青、赤、黄それぞれのチームリーダーから1人を選びます。
選んだチームリーダーからコメントがあり、「トレーニング」を押すと、挑戦するリーグ(スーパー、ハイパー、マスター)の選択画面に移ります。
リーグ選択のあとは、他のトレーナーバトルと同じですので、割愛します。
チームリーダー対戦は、新しいチームを編成した後や、組み合わせや戦い方の確認をしたいときなどに有効です。特に、マスターリーグでは、伝説もポケモンが登場するほか、必ずシールドを使ってくるので、より実戦に近い確認ができます(とは言え慣れてしまうと練習にはならないかもしれませんが・・・)。
ここでしっかりトレーニングして本番に臨みましょう。
フレンド対戦
フレンド対戦は、フレンドになっている他のトレーナーと直接通信して対戦する方法です。
マップ画面左下のステータス画面の表示ボタンからフレンドとなっている相手の画面を表示させて、下部中央の「対戦」をクリックします。
フレンド対戦は、親友以上であればいつでも、どんな距離でも対戦できますが、まだ親友になっていない相手とは、フレンド画面からは対戦できません。
親友未満のフレンドを含めて、近くにいる他のトレーナーと対戦する場合は、チームリーダー対戦と同様の「対戦」メニューから、「ローカル対戦」(トレーニングの上)までスクロールさせ、バトルコード(二次元バーコード)を読み取ることで対戦が可能になります。
GOバトルリーグ
GOバトルリーグは、世界のトレーナーが腕を競い合うPvPの最高峰と言えるトレーナーバトルです。
開催期間や条件(スーパー/ハイパー/マスターなど)については、Pokémon GOの運営側(米国Niantic社)が決定し、ゲーム内ニュースなどで通知されます。
GOバトルリーグは、チームリーダー対戦と同様の「対戦」メニューの中にある「GOバトルリーグ」から、「ふつうリワード」か「プレミアムリワード」のどちらかを選んで「参戦」します。プレミアムリワードは、ふつうリワードより良いリワード(報酬)が得られますが、ゲーム内のショップで入手可能な「プレミアムバトルパス」を使用して参戦する必要があります。
参戦後は、スーパーリーグ、ハイパーリーグなど、その時点で開催されているリーグを選択してバトルに臨みます。
GOバトルリーグでは、勝利数に応じてアイテムや特定のポケモンなどのリワード(報酬)が得られるほか、ランク上位になるとレーティングスコアが表示され、米国Niantic社によって結果がランク付けされて、「リーダーボード」で公表されます。
対戦個体値
トレーナーバトルでは、ジムバトルやレイドバトルとは異なり、対戦に有利な個体値というものがあります。特に、上限CPが決まっているスーパーリーグとハイパーリーグでは、特定のCPのポケモンで個体値によってステータス(簡単に言えば、そのポケモンが持っている、与えられるダメージやダメージによって減るHPの量などの設定)が異なっており、こうげきの個体値が低い方が全体として高いステータスを得られる仕様になっています。これを俗に対戦個体値と呼んでいます。
対戦個体値について細かく説明すると、ポケモンのCPの計算方法まで説明が及びますので、詳しくは攻略サイト(参考:GameWith解説ページ)に譲りますが、もう少し簡単に説明すると、CPがこうげきの値の影響を大きく受けることに起因しています。
ざっくり言えば、CPは、
攻撃力×√防御力×√HP÷10
(攻撃力、防御力、HPは、それぞれ種族値、個体値の合計にPLで決められた補正値を掛け合わせたもの=ステータス)
で求められるため、こうげきの高さがCPを高くする要因になっています。逆にいうと、同じCPであれば、こうげきが低い方がこうげきが高いよりもPLを上げられ、結果的に全体のステータスが高くなります。
ただし、単純にPLが高い方が有利というわけでは必ずしもなく、種族値や個体値のぼうぎょ、HPの値もステータスには重要ですから、例えば、同じCPなら、こうげき:ぼうぎょ:HPの個体値がそれぞれ、0:15:15や0:14:15といった値になっている方が一般的には対戦個体値は高くなります。
ゲットしたポケモンの個々の対戦個体値を求めたい場合は、攻略サイトに便利なツールがありますので、そちらを利用してみてください。ここでは、GameWithの育成支援ツールを紹介しておきます。これは、ゲットしたポケモンの進化系でどのくらいの対戦個体値になるか判別してくれるため、無駄なアメ消費を抑制できるなど、大変有効なツールですので、大いに活用してください。
トレーナーバトルの基本的な戦い方
「トレーナーバトル」では、スペシャルアタックの大きなダメージから身を守る「シールド」機能を使うことができます。ただし、1回のトレーナーバトルで「シールド」は2回しか使用することができません。使いどころを見極めましょう。
ポケモンとわざにはそれぞれタイプがあり、有利なタイプや不利なタイプが存在するのでタイプにも注目してみましょう。
Pokémon GO公式「トレーナーバトルに挑戦しよう!」より