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GOバトルリーグは、Pokémon GOのトレーナーバトルの中でも特別熱いコンテンツです!世界中のPokémon GOトレーナーが集い、様々なテクニックを駆使して戦いランクを競い合う場所で、勝利を重ねることでランクアップとともに嬉しいリワード(報酬)が得られます。コツさえつかめば初心者でもすぐに上達しますので、始めたばかりという方も、このサイトの情報を参考にして、ぜひ挑戦してみましょう!
目次
GOバトルリーグとは
GOバトルリーグは、Pokémon GOのトレーナー(プレーヤー)がトレーナーバトル(PvP)の腕を競い合う場として設定された通信対戦機能です。対戦相手は、世界中から同じ程度のランク(レーティングスコア)のトレーナーを自動的に抽出してマッチングされます。
対戦は、3つのバトルリーグ(ルール)の中から1つを選びます。CP1500以内のポケモンで戦う「スーパーリーグ」、CP2500以内のポケモンで戦う「ハイパーリーグ」、CP無制限の「マスターリーグ」の3つがバトルリーグとして設定されています。
【2020年7月21日追記】
GOバトルリーグシーズン2から、スーパー、ハイパー、マスターの3リーグの他に、CP無制限+伝説&幻対象外の新リーグ「プレミアカップ」が登場しています。伝説ポケモンの厳選やメルメタルなど幻のポケモンの入手・強化が終わっていないトレーナーにとっては、マスターリーグでも活躍できる非伝説・非幻ポケモンの強化が生きてくることになるので、しっかり厳選していきましょう!
【2020年8月11日追記】
GOバトルリーグシーズン3のハイパーリーグ開催時(2020年8月11日)から、CP無制限+伝説&幻対象外の「プレミアカップ」に、ハイパーリーグと同様CP2500制限版が登場しました。ハイパーリーグで最頻出のギラティナやメルメタルなど伝説・幻のポケモンが不在となることで、環境が激変する可能性があり、新たな活躍ポケモンを発掘するチャンスでもあるので、情報収集とお気に入りポケモンの見直しをしてみましょう!
過去に行われた特別ルールまとめ
- 2020年10月27日〜11月4日開催「ハロウィンスペシャルカップ」:どく、ゴースト、むし、あく、フェアリータイプのポケモンのみが参戦可能(最大CP1500)
- 2020年11月5日(18:00〜24:00)開催「ひこうカップ」:ひこうタイプポケモンのみが参戦可能(最大CP1500)
- 2020年11月10日〜11月16日開催「リトルカップ」:進化が可能、かつ進化を一度もしていないポケモンだけが参加可能(最大CP500)
- 2020年11月17日〜11月23日開催「カントーカップ」:図鑑番号が1から151までのポケモンだけが参加可能(最大CP1500)
- 2020年11月24日〜11月30日開催「速成カップ」:シーズン5の期間中(11月10日以降)に捕まえたポケモンだけが参加可能(最大CP1500)、「ミュウ」「セレビィ」「ジラーチ」「ビクティニ」といった「幻のポケモン」は参加不可
GOバトルリーグの戦い方
GOバトルリーグには、基本的な戦い方があります。具体的には、ポケモンとわざのタイプによって有利・不利が大きく変わってくるため、相性の良いポケモンにはとことん攻撃し、相性の悪い相手には素早く引いて、相性の良いポケモンに交代することが必要になってきます。相性の良い相手と当たった場面を「有利対面」、相性の悪い相手と当たった場面を「不利対面」と呼び、特に不利対面の時は素早く次の手を打つ必要があります。
また、他のトレーナーバトルでも同じですが、パーティの3体のうち最初のポケモンは勝負に挑む前に決まっていますので、いざ出してみたら相手のポケモンとは相性が良かった、あるいは悪かった、ということが起こります。こちらの方が有利な場合「出し勝ち」、不利な場合「出し負け」と呼び、特に出し負けの時は、不利対面と同様素早い対応が必要になります。
なお、Pokémon GOのトレーナーバトルでは、「交代権」が存在し、一度交代すると、一定の時間交代できなくなります。有利対面を続けるために、なるべく相手よりあとで交代することが必要になります。ただし、HPが全てなくなり、強制的に交代する場合には、交代権が復活し、いつでも交代できるようになります。
このように、出し負けからではかなり不利な対面が続くことになり、勝利が遠のきます。逆に出し勝ちができれば、有利対面を続けることができ、うまく立ち回れば、勝利に大きく近づけるでしょう。
PvP用語解説
対人戦(PvP)では、GOバトルリーグの実装によって戦略・戦術や対戦テクニックの研究・実践が進み、特有の用語が使われるようになっています。ここでは、特によく使われる用語を解説しながら、GOバトルリーグで役立つ戦術・戦略やテクニックについて紹介していきます。
出し勝ち/出し負け
対戦の先頭(初手)で起用したポケモンが、相手の初手ポケモンに勝てる場合は「出し勝ち」、負ける場合は「出し負け」と言います。
ただし、ポケモンが持っているわざや耐久力、攻撃力(火力)などによって状況は変わってくるため、明らかに有利/不利とならない場合には、必ずしもポケモンのタイプ相性だけで決まるものではありません。
より厳密に言えば、タイプやシールドの有無、覚えているわざのタイプや火力などを総合的に判断して、対峙した相手を先に負かすことができる場合は出し勝ち、先に負かされてしまう場合は出し負け、ということが言えますが、まずは、対戦の最初に起用したポケモンが相手のポケモンにタイプ相性で有利なら「出し勝ち」、不利なら「出し負け」と覚えておけば良いでしょう。
初手・裏
対戦の先頭で出すポケモンを「初手」と言います。対戦を迎えると必ずパーティの左に配置したポケモンが先頭で出るため、パーティを編成する時に最も考慮しておかなければならない要素です。
また、初手以外の2体を「裏」と言います。初手で出し負けると多くは次のポケモンに交代することになりますが、そこで登場してくるポケモンが「裏」です。
対面
対戦する双方が今現在対峙している状態を「対面」と言います。
タイプ相性や持っているわざなどで有利な場合は「有利対面」、不利な場合は「不利対面」です。初手の場合には、有利対面が「出し勝ち」、不利対面が「出し負け」とも言えます。
当サイトでは、有利とも不利とも言える対面を「互角対面」と表現していますが、最終的にはどちらか白黒つくため、一般的にはあまり使われません。
PvPでは、「有利対面」を続けていくことが、確実に勝利するための基本であり、不利対面の場合は、様々なテクニックを使ってその状況を打開していく、という流れになります。
交代受け
対戦相手がわざ2を放つタイミングでポケモンを交代させ、交代後のポケモンでわざ2を受けるテクニックを「交代受け」と言います。
出し負けた場合や、相手が持つ特定のわざ2を、ダメージが大きいなどの理由で受けたくない場合に、タイプ相性で有利であるなどの理由でそのわざ2を受けても良いポケモンに交代させることで、チーム全体として受けるダメージを最小化することができます。
ただし、タイミングを間違えると本来受けたかったわざ2を違うわざに変えて打たれたり、相性の悪いポケモンに交代されてしまったりするので、頃合いを見極めた操作が重要になります。
出し負けの際には、即交代せずに相手のわざ2を別のポケモンに受けさせたい場合がままありますが、相手のわざ1の回数や挙動をよく見てタイミングを見計らう必要があります。また、出し勝ちの際に相手が即交代しない場合は、交代受けを狙っている可能性があるため、わざ2のタイミングは慎重に見極める必要が出てきます。
また、特殊なケースとして、瀕死に近いポケモンが裏に残っている場合に、そのポケモンを交代受けさせてダメージを引き受けさせ、すぐに元のポケモンに戻ってバトルを継続する、といった方法もあります。かなり高度なテクニックですが、いわば第3のシールド(本来のシールドは2枚しかなく、その代わりにシールドとして使う)と言えるでしょう。
溜め引き・抱え落ち
わざ2のゲージ(メーター)をチャージして溜め込んだ状態で次のポケモンに交代することを「溜め引き」と言います。
溜め引きしたポケモンは、次に登場した際にも同じゲージの状態で復帰できるため、登場と同時にわざ2を放ったり、相手に合わせたわざのタイプを選択したりすることが可能になります。また、前出の交代受けは、結果として溜め引きとなることが多く、その点でも有効なテクニックと言えるでしょう。
一方で、わざ2をチャージした状態のまま倒されてしまうことを「抱え落ち」と言います。
抱え落ちしてしまうと、チャージした分の時間や相手に対するダメージ量が無駄になってしまうため、倒されてしまう前にわざ2を放ってしまうか、交代してため引きするかを選択するようにしましょう。
起点
わざ1だけで対峙するポケモンを倒すことを「起点」又は「起点にする」と言います。
わざ2は、わざ1を複数回打つことでゲージ(メーター)がチャージされ、一定量溜まった時に放つことができる仕組みになっているため、対峙するポケモンをわざ1のみで倒すことができれば、結果としてわざ2のゲージが大きくチャージされることになります。このため、相手のポケモンのHPが残り少ない場合には、なるべくそれを「起点」にして、わざ2のゲージをチャージしておくことが有効になります。
さらに高度なテクニックとしては、わざ2を打つ際に、ダメージ量を調整(具体的には、わざ2のゲージボタンをクリックした後出てくるアイコンをスワイプしない、もしくは、少しだけスワイプする)し、相手ポケモンのHPを全て削らずに残し、起点にしていく、という方法もあります。
ただし、わざ1でダメージを与えている最中に相手がわざ2を打ってくると、シールドを張ったり、交代受けなどを余儀なくされたり、最悪の場合抱え落ちしてしまうことにもなりかねないため、残った相手ポケモンのHPと自分のポケモンのわざ1のダメージ量を見極めて「起点」にする必要があります。
重い・重たい
自分のパーティ編成に対して、ポケモンや持っているわざのタイプなどで特に有利な特性を持つ相手を「重い」「重たい」と言います。
例えば、はがねやノーマル、こおりだけで構成されたパーティでは、かくとうタイプのわざに対抗できず、わざ1だけで壊滅的な被害を受けることもあり、その場合には「かくとうが重い」と表現します。
パーティ編成の際には、様々な相手、特に今の環境によく出てくるポケモンに対応できるようなポケモンたちを吟味して、「重い」ポケモンをなるべく作らないように心がけましょう。
とはいえ、どんな相手にも勝てるパーティというのもなかなか作れない(そんなパーティができればランク10も夢ではない!?)と思いますので、自分のパーティで何が重いのか、重い相手がきたらどう対処するのかをシミュレーションしておくことが現実的な対策として有効でしょう。
打点・刺さる
あるわざが特定のポケモンに有効な場合、そのわざ又はわざを持ったポケモンは特定のポケモンに「打点」がある、又は「刺さる」と言います。
タイプ相性などで苦手な相手でも、「打点」があればなんとか対抗することも可能ですし、逆に「打点」がなければ、その相手から飛んでくるわざ2に対してはシールドを張る必要がない、ということになります。
パーティを編成する場合に、想定する苦手な相手に「刺さる」ポケモンやわざを選択することが、勝利を拾っていく鍵になってきます。
環境
特にGOバトルリーグで今現在よく使われているポケモンを総称して「環境」と言います。
自分のパーティが連戦連勝を続けているときは、「環境」との相性が良く、様々なテクニックを駆使しても連戦連敗しているときは、「環境」との相性が悪いと言えます。
また、環境との相性が良いことを、「環境に刺さる」と表現することもあります。
もし何度対戦してもなかなか勝てないときは、対戦した相手のポケモンを分析し、より「環境に刺さる」パーティを再検討してみましょう。
通りが良い・通りを良くする
あるポケモンが苦手とする相手が先に投入され、別のポケモンで倒したといった場合に、そのポケモンにとって「通りが良い」と言います。
例えば、くさを二重弱点とするラグラージやナマズンなどにとって、フシギバナやウツボットは天敵と言えますが、それが先に倒されれば、ラグラージやナマズンの「通りが良くなった」と言うことができます。
また、特に高度なテクニックとして、苦手ではあるが打点があるポケモンを、より苦手とする他のポケモンの前に投入し、苦手ポケモンを誘い出してHPを削ることで、残ったポケモンの「通りを良くする」という方法もあります。
有識者・上級者の間では、この特定のポケモンの「通りを良くする」ことを狙った(ギミックとした)パーティ編成も盛んに行われており、「ギミックパーティ」などとして流行することもありますので、環境を研究する際には、YouTubeなどで有名なPvP上級者が使っているパーティを参考にすることも有効です。